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2011年09月20日
鶏冠谷左俣遡行
鶏冠谷左俣山行報告
遡行日 平成23年9月18日
メンバー 柳沢高志
天候 曇りのち晴れ
早朝2時自宅を出発 道の駅三富着4:00 西沢渓谷駐車場発5:15 鶏冠谷出合発6:15 逆くの字滝8:00 二俣8:30 稜線12:10-12:30 鶏冠谷出合着 16:30
駐車場着17:30 自宅着0:30頃
整形外科で脊椎管狭窄症との診断をされ爆弾を抱えてしまい、山は登り続けることが出来るんだろうかと迷っていました。ちょうど時期同じくして、私のところで働いている方の旦那さんが同じ診断を受け手術をするかどうか迷っているという話を聞き、またその痛みや苦痛の話を聞くにつけ迷いに迷っていた。鍼灸院の先生は楽天的な見解で背骨がずれるから神経を通す環が狭くなる。ストレッチなどして筋肉を緩めれば回復するという。ネットで見てもそのような見解も確かにあった。
当初は17日の土曜日に計画していたのだがその前日右足スネの右辺りに違和感を感じていたのと、天気が思わしくないので中止することにした。過去の痛みとそのための休養期間を考えると慎重にならざるを得ない。17日になったら患部の熱も引きなんとかなりそうな気分になった。こんなとき、先日会で行った釜の沢西俣をバテバテではあったが歩きとおせたことが自信になった。
さて遡行の話に戻る。鶏冠谷出合で男性2人組みと会った。聞くと同じルートを行くらしい。慣れているのかサンダルで渡渉し谷の入り口で準備をしている。私は川原で準備を済ませているので話しかけたら、どうも自分たちはこの沢を甘く見すぎていたような話をしている。私も不安な気持ちになったが準備はできているので先に出発した。最初の魚止めの滝は案内書の記載通り右からまいた。逆くの字の滝では6名のグループに追いつかれてしまった。聞くと千葉山岳会の方々で男性3、女性3の方たちだ。こちらは単独なのに追いつかれしまったので先に行っていただいた。2段目がホールドがなく厳しかったがスリングがあったので利用させていただいた。次の右俣との出合は右に30mの滝が目視できるので位置確認は簡単だったので左へ向かう。一の沢を越えたところで3段15mの滝、これを左に巻いてしまったのが本日の大失敗であった。どんどん上に追い上げられるように登らされ下ろうとすると岸壁が障害となり、それを避けるとまた上に行かされる。仕方がないのでなるべく大きな木を選んで長いスリング二本結んで一本にし、木に掛けセルフビレーとし突破した。滝の上に出て休んでいるとなんと先に追い抜いた千葉のグループの方たちが6人全員直登してくるではないか。ガックリ!!なんだったんだろう、いままでの苦闘は??
その後は穏やかなナメが続き1950m付近でゴーロになり稜線が近くに見えてきた。2050m付近で左に行くと少し尾根下りが短くなると思い踏み跡らしきものを頼りに左折、これが再度大失敗、絶壁やしつこい藪漕ぎで予定12時までに稜線楽勝のはずが12時を10分ほど過ぎてしまった。仕方ないので昼食休憩の時間で調整して鶏冠尾根の下りに入っていきました。
鶏冠尾根は切り立った幅1m位で狭いのですが樹林帯の中ですから恐怖感はありませんでした。懸垂ようのロープ(まき道あり)と明るいうちに下ることができれば問題ないと思います。というのは、懸垂下降した地点(棚状になっている)のすぐ下にロープがフィックスされていて、それを利用して下ってしまうと巻き道に出てしまい、その案内のテープが最初下り方向に付いているのです。私も間違えてたどっていってしまったら尾根上のまき道案内板があるところまで登り替えしてしまいました。時間のロスはなはだしく馬鹿なことをしてしまいました。狭い尾根通しだから尾根上にいることを意識していれば大丈夫と油断していたのがいけませでした。以後磁石を目標にあわせて注意深く進んだのはいうまでもありません。高速の大渋滞は吉岡さんが書かれていた通りです。
以上
遡行日 平成23年9月18日
メンバー 柳沢高志
天候 曇りのち晴れ
早朝2時自宅を出発 道の駅三富着4:00 西沢渓谷駐車場発5:15 鶏冠谷出合発6:15 逆くの字滝8:00 二俣8:30 稜線12:10-12:30 鶏冠谷出合着 16:30
駐車場着17:30 自宅着0:30頃
整形外科で脊椎管狭窄症との診断をされ爆弾を抱えてしまい、山は登り続けることが出来るんだろうかと迷っていました。ちょうど時期同じくして、私のところで働いている方の旦那さんが同じ診断を受け手術をするかどうか迷っているという話を聞き、またその痛みや苦痛の話を聞くにつけ迷いに迷っていた。鍼灸院の先生は楽天的な見解で背骨がずれるから神経を通す環が狭くなる。ストレッチなどして筋肉を緩めれば回復するという。ネットで見てもそのような見解も確かにあった。
当初は17日の土曜日に計画していたのだがその前日右足スネの右辺りに違和感を感じていたのと、天気が思わしくないので中止することにした。過去の痛みとそのための休養期間を考えると慎重にならざるを得ない。17日になったら患部の熱も引きなんとかなりそうな気分になった。こんなとき、先日会で行った釜の沢西俣をバテバテではあったが歩きとおせたことが自信になった。
さて遡行の話に戻る。鶏冠谷出合で男性2人組みと会った。聞くと同じルートを行くらしい。慣れているのかサンダルで渡渉し谷の入り口で準備をしている。私は川原で準備を済ませているので話しかけたら、どうも自分たちはこの沢を甘く見すぎていたような話をしている。私も不安な気持ちになったが準備はできているので先に出発した。最初の魚止めの滝は案内書の記載通り右からまいた。逆くの字の滝では6名のグループに追いつかれてしまった。聞くと千葉山岳会の方々で男性3、女性3の方たちだ。こちらは単独なのに追いつかれしまったので先に行っていただいた。2段目がホールドがなく厳しかったがスリングがあったので利用させていただいた。次の右俣との出合は右に30mの滝が目視できるので位置確認は簡単だったので左へ向かう。一の沢を越えたところで3段15mの滝、これを左に巻いてしまったのが本日の大失敗であった。どんどん上に追い上げられるように登らされ下ろうとすると岸壁が障害となり、それを避けるとまた上に行かされる。仕方がないのでなるべく大きな木を選んで長いスリング二本結んで一本にし、木に掛けセルフビレーとし突破した。滝の上に出て休んでいるとなんと先に追い抜いた千葉のグループの方たちが6人全員直登してくるではないか。ガックリ!!なんだったんだろう、いままでの苦闘は??
その後は穏やかなナメが続き1950m付近でゴーロになり稜線が近くに見えてきた。2050m付近で左に行くと少し尾根下りが短くなると思い踏み跡らしきものを頼りに左折、これが再度大失敗、絶壁やしつこい藪漕ぎで予定12時までに稜線楽勝のはずが12時を10分ほど過ぎてしまった。仕方ないので昼食休憩の時間で調整して鶏冠尾根の下りに入っていきました。
鶏冠尾根は切り立った幅1m位で狭いのですが樹林帯の中ですから恐怖感はありませんでした。懸垂ようのロープ(まき道あり)と明るいうちに下ることができれば問題ないと思います。というのは、懸垂下降した地点(棚状になっている)のすぐ下にロープがフィックスされていて、それを利用して下ってしまうと巻き道に出てしまい、その案内のテープが最初下り方向に付いているのです。私も間違えてたどっていってしまったら尾根上のまき道案内板があるところまで登り替えしてしまいました。時間のロスはなはだしく馬鹿なことをしてしまいました。狭い尾根通しだから尾根上にいることを意識していれば大丈夫と油断していたのがいけませでした。以後磁石を目標にあわせて注意深く進んだのはいうまでもありません。高速の大渋滞は吉岡さんが書かれていた通りです。
以上
Posted by ヤナサン at
17:42
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2011年09月07日
沢登り 釜の沢東沢西俣
山行報告 釜の沢東沢 西俣
平成23年8月27-28日
メンバー 吉岡 大木場 恩田 隅田 目 柳澤、
当初、赤木沢夜行2泊で計画していたのだが生憎日本海側の天気がよくないようなので、
丹沢か釜の沢にしようという案が出ていましたたが、結局焚き火がしたいということで釜の沢東沢西俣と決まった。
26日我々4名は11時八王子集合車に乗り合わせて、明大前で集合した2名と談合坂PAに
て待ち合わせ道の駅三富に向かう。三富にて仮眠、翌朝5時半起床6時西沢渓谷入り口駐車場に向かう。
釜の沢は雨の日が続いたせいかいつもより水かさが多いようだ。人数もいつもより多かったこともあり両門の滝着が大幅に遅れて13時を過ぎてしまった。西俣に入って30mのナメ滝を左から巻き少し行ったところに水上1mぐらいのすべる岩が横たわっていた。ナメ滝の一部をなしているのだがこれを乗り越えるのに難渋した。吉岡さんが最初に越え次に目さんが越えるとき手を出して引き上げようとしたのだが、そのとき吉岡さんの足元が滑って維持できず手を離してしまったらしい。目さんは下の小さな釜?にドボンと落ちてしまった。普通ならなんでもないところ何が災いしたのか目さんが肩を脱臼してしまったらしい。それからが大変で、メンバーの中には脱臼を直した経験があるものが一人もいない。そして目さんは脱臼がはじめてらしい。はじめての脱臼は入れるのが難しいと人聞きに知っていた。とりあえず、応急措置で腕を肩からつるしてやる程度でしかできないのでその措置をし、後はこのまま登った方が良いか、下ったほうが良いか迷いに迷った。結果、日も暮れてきたので動かずにその場にテントを張り一泊することにした。だが、張る場所は1張がやっとのスペースしかないので岩を集めて水溜りを埋めてテント場を臨時に設営した。岩が大きく同じ形でしか寝られないので背中が痛くて眠れなかった。が、翌朝四時ごろとなりのテントの中から目さんの笑い声が聞こえてきた。もしかしたら脱臼が治ったのかもしれないと思っていたら暫くして大木場さんが我々のテントに来て朗報があると言い、目さんの肩が入ったことを告げた。皆喝采を上げたことは言うまでもない。この結果予定通り遡上することになり目さんの荷物を皆で分け負担を軽くし出発した。安全を考えロープを多用したこともあり、また、解説書のレベル以上の沢であったこともあり(水量のせい?)時間が予想以上にかかってしまい駐車場着20時なってしまった。CLの吉岡さん本当にご苦労様でした。
八王子駅で再度ビバークとなってしまった方には大変お気の毒様でした。反省点が色々あろうかと思いますが次回にしようと思います。ただ、メンバーの中で誰も経験のない沢は慎重にしないといけないと胸にきざんでおきたいと思いました。
平成23年8月27-28日
メンバー 吉岡 大木場 恩田 隅田 目 柳澤、
当初、赤木沢夜行2泊で計画していたのだが生憎日本海側の天気がよくないようなので、
丹沢か釜の沢にしようという案が出ていましたたが、結局焚き火がしたいということで釜の沢東沢西俣と決まった。
26日我々4名は11時八王子集合車に乗り合わせて、明大前で集合した2名と談合坂PAに
て待ち合わせ道の駅三富に向かう。三富にて仮眠、翌朝5時半起床6時西沢渓谷入り口駐車場に向かう。
釜の沢は雨の日が続いたせいかいつもより水かさが多いようだ。人数もいつもより多かったこともあり両門の滝着が大幅に遅れて13時を過ぎてしまった。西俣に入って30mのナメ滝を左から巻き少し行ったところに水上1mぐらいのすべる岩が横たわっていた。ナメ滝の一部をなしているのだがこれを乗り越えるのに難渋した。吉岡さんが最初に越え次に目さんが越えるとき手を出して引き上げようとしたのだが、そのとき吉岡さんの足元が滑って維持できず手を離してしまったらしい。目さんは下の小さな釜?にドボンと落ちてしまった。普通ならなんでもないところ何が災いしたのか目さんが肩を脱臼してしまったらしい。それからが大変で、メンバーの中には脱臼を直した経験があるものが一人もいない。そして目さんは脱臼がはじめてらしい。はじめての脱臼は入れるのが難しいと人聞きに知っていた。とりあえず、応急措置で腕を肩からつるしてやる程度でしかできないのでその措置をし、後はこのまま登った方が良いか、下ったほうが良いか迷いに迷った。結果、日も暮れてきたので動かずにその場にテントを張り一泊することにした。だが、張る場所は1張がやっとのスペースしかないので岩を集めて水溜りを埋めてテント場を臨時に設営した。岩が大きく同じ形でしか寝られないので背中が痛くて眠れなかった。が、翌朝四時ごろとなりのテントの中から目さんの笑い声が聞こえてきた。もしかしたら脱臼が治ったのかもしれないと思っていたら暫くして大木場さんが我々のテントに来て朗報があると言い、目さんの肩が入ったことを告げた。皆喝采を上げたことは言うまでもない。この結果予定通り遡上することになり目さんの荷物を皆で分け負担を軽くし出発した。安全を考えロープを多用したこともあり、また、解説書のレベル以上の沢であったこともあり(水量のせい?)時間が予想以上にかかってしまい駐車場着20時なってしまった。CLの吉岡さん本当にご苦労様でした。
八王子駅で再度ビバークとなってしまった方には大変お気の毒様でした。反省点が色々あろうかと思いますが次回にしようと思います。ただ、メンバーの中で誰も経験のない沢は慎重にしないといけないと胸にきざんでおきたいと思いました。
Posted by ヤナサン at
12:53
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