2014年09月16日
剣岳源次郎尾根登山
源次郎尾根登山
日程 9月6日~9月9日
ルート:タイム 1日目 黒部ダム7:45~梯子段乗越~真砂沢ヒュッテ
15:00
2日目 真砂沢ヒュッテ5:20~6:30源次郎尾根取り
付き7:00~1峰10:00~2峰~剣山頂
13:00~剣山荘16:00
3日目 剣山荘6:00~室堂~黒部ダム10:30
メンバー単独
源次郎尾根は今回2回目の挑戦となった。前回は6名で挑戦したのだが1峰までも届かず敗退で、且つ朝5時出発翌日の朝5時に下山する24時間の行動になってしまった。この経験から安易に源次郎尾根に挑戦することができずに2年の歳月が過ぎてしまったのだが、自分の年齢を考えると今年を逃すとますます難しくなると思い決行することにした。そのための準備として7月はミツドッケと雲取山、8月は川乗山と編み笠権現山に登り訓練した。
ネットで見ると源次郎尾根の登山はタイムが色々で予定を立てにくかった。あるものは9時間、またあるものは3時間半というようにである。そして我々の敗退時は24時間であったためルートによって難易度が極端に変わるのだと思いルートを中心に調べることにした。
清瀬を夕方5時30分に出発し関越道、上信越道で長野までいきここから一般道で扇沢まで行った、10時30分。車中仮眠。
朝5時起床、6時出発トロリーバスの駅に向かう。黒部ダム行きの始発は7時30分(後は30分間隔で出ている)、早くつきすぎたのでトイレに行ったりして時間をつぶした。黒部ダムまでの往復料金は2570円であった。
7時45分ダムに到着。トンネルを戻るように行って外に出る。ダムのしたに下って橋を渡り黒部川左岸を下って行く。この先は一般道なので省略するが、この登山道は非常に荒れていてきつかったことが記憶されている。そして
剣沢から真砂沢ヒュッテに向かう途中三の窓雪渓を渡渉しなければならないが
時期にもよるのかもしれないけれどもその雪渓が切れていてよじ上らなければならなかった。方向のペンキ印は有ったのだがその場所は高さが有りすぎて私には登れなかったので一通り見渡して一番低いところをやっとの思いで登った。登れるところが無いかも知れないと思い心中穏やかではなかったことが忘れられない。
2日目 4時起床の予定が2時頃目が覚めてしまい3時半頃また寝てしまったようで5時になってあわてて起きだした。5時20分弁当を受け取って急いで出発したのだが、経験不足で雪渓がみんな同じに見えてしまう。長次郎谷、平蔵谷が区別がつかなかったが真砂沢ヒュッテから2個目の雪渓だと考えながら
行くうちにネットで見慣れた岩のある平蔵谷の入り口についてホッとした。
ここで休憩を兼ねて朝食をとった。真砂沢で頂いた朝食は『ちまき』だった。
味はとても良かったけれどものどを通らないのでよくかんで水で胃袋に流し込んだ。取り付き出発前に1峰まで3時間、剣岳頂上まで5時間でつけたら(10時から10時半に)北方稜線に向かうことを自身で確認して出発した。取り付きは源次郎尾根の草付き部分を右に見ながら行くと踏み跡がよくわかる。歩き始めるとすぐに草付きが終わり木が密集してくる。その後すぐに踏み跡が右に分かれるが尾根は左にまっすぐのびている方に行く。その後すぐに最初の難関2m程の岩を乗り越えなければならない。私は最初リックを背負ったままトライしたが登りきれず、2度目はリックをロープに結んで上から引き上げようとしたが溝にひかかって上がらず降りる。3度目はリックを先に持ち上げて岩の上に落ちないようにおいてから空身で登ってなんとかクリアーした。ここで
2~30分かかってしまった。もう一つ同じような岩が有ったがそこは右側の枝を手がかりにリュックを背負たままクリアーできた。後は尾根の踏み跡を外さないように行けば2峰の懸垂地点まで問題となるところは無かったように思う。ただ、登り一辺倒なので急がずゆっくりと登ることを心がけた。2峰の懸垂地点は50mロープでも途中の棚まで降りられるので問題なし。ここから剣山頂までは1時間半の登り、岩肌なので踏み跡も見えにくいので2~30m先の踏み跡も確認しながらルートをとるようにした。
今回は残念ながら剣岳山頂着が1時になってしまったので北方稜線は諦めて下山することとした。真砂沢の情報では剣沢山荘、剣山荘とも予約でいっぱいということだった。今回はルートが不確定のため宿泊の予約がしてなかったので剣山荘で泊まれなかったら剣沢のキャンプ場でツウェルトを張って寝ることと決めて行ったが運良く剣山荘で宿泊できた。ここ何年も山小屋に泊まったことが無かったので、シャワーが有ったり食事が以前よりよくなっていたり、トイレが清潔だったりと以前のイメージと様変わりしていたのでびっくりでした。
3日目は剣山荘から室堂、扇沢、そこから車で豊科経由中央道、八王子インターから清瀬まで帰ってきました。
日程 9月6日~9月9日
ルート:タイム 1日目 黒部ダム7:45~梯子段乗越~真砂沢ヒュッテ
15:00
2日目 真砂沢ヒュッテ5:20~6:30源次郎尾根取り
付き7:00~1峰10:00~2峰~剣山頂
13:00~剣山荘16:00
3日目 剣山荘6:00~室堂~黒部ダム10:30
メンバー単独
源次郎尾根は今回2回目の挑戦となった。前回は6名で挑戦したのだが1峰までも届かず敗退で、且つ朝5時出発翌日の朝5時に下山する24時間の行動になってしまった。この経験から安易に源次郎尾根に挑戦することができずに2年の歳月が過ぎてしまったのだが、自分の年齢を考えると今年を逃すとますます難しくなると思い決行することにした。そのための準備として7月はミツドッケと雲取山、8月は川乗山と編み笠権現山に登り訓練した。
ネットで見ると源次郎尾根の登山はタイムが色々で予定を立てにくかった。あるものは9時間、またあるものは3時間半というようにである。そして我々の敗退時は24時間であったためルートによって難易度が極端に変わるのだと思いルートを中心に調べることにした。
清瀬を夕方5時30分に出発し関越道、上信越道で長野までいきここから一般道で扇沢まで行った、10時30分。車中仮眠。
朝5時起床、6時出発トロリーバスの駅に向かう。黒部ダム行きの始発は7時30分(後は30分間隔で出ている)、早くつきすぎたのでトイレに行ったりして時間をつぶした。黒部ダムまでの往復料金は2570円であった。
7時45分ダムに到着。トンネルを戻るように行って外に出る。ダムのしたに下って橋を渡り黒部川左岸を下って行く。この先は一般道なので省略するが、この登山道は非常に荒れていてきつかったことが記憶されている。そして
剣沢から真砂沢ヒュッテに向かう途中三の窓雪渓を渡渉しなければならないが
時期にもよるのかもしれないけれどもその雪渓が切れていてよじ上らなければならなかった。方向のペンキ印は有ったのだがその場所は高さが有りすぎて私には登れなかったので一通り見渡して一番低いところをやっとの思いで登った。登れるところが無いかも知れないと思い心中穏やかではなかったことが忘れられない。
2日目 4時起床の予定が2時頃目が覚めてしまい3時半頃また寝てしまったようで5時になってあわてて起きだした。5時20分弁当を受け取って急いで出発したのだが、経験不足で雪渓がみんな同じに見えてしまう。長次郎谷、平蔵谷が区別がつかなかったが真砂沢ヒュッテから2個目の雪渓だと考えながら
行くうちにネットで見慣れた岩のある平蔵谷の入り口についてホッとした。
ここで休憩を兼ねて朝食をとった。真砂沢で頂いた朝食は『ちまき』だった。
味はとても良かったけれどものどを通らないのでよくかんで水で胃袋に流し込んだ。取り付き出発前に1峰まで3時間、剣岳頂上まで5時間でつけたら(10時から10時半に)北方稜線に向かうことを自身で確認して出発した。取り付きは源次郎尾根の草付き部分を右に見ながら行くと踏み跡がよくわかる。歩き始めるとすぐに草付きが終わり木が密集してくる。その後すぐに踏み跡が右に分かれるが尾根は左にまっすぐのびている方に行く。その後すぐに最初の難関2m程の岩を乗り越えなければならない。私は最初リックを背負ったままトライしたが登りきれず、2度目はリックをロープに結んで上から引き上げようとしたが溝にひかかって上がらず降りる。3度目はリックを先に持ち上げて岩の上に落ちないようにおいてから空身で登ってなんとかクリアーした。ここで
2~30分かかってしまった。もう一つ同じような岩が有ったがそこは右側の枝を手がかりにリュックを背負たままクリアーできた。後は尾根の踏み跡を外さないように行けば2峰の懸垂地点まで問題となるところは無かったように思う。ただ、登り一辺倒なので急がずゆっくりと登ることを心がけた。2峰の懸垂地点は50mロープでも途中の棚まで降りられるので問題なし。ここから剣山頂までは1時間半の登り、岩肌なので踏み跡も見えにくいので2~30m先の踏み跡も確認しながらルートをとるようにした。
今回は残念ながら剣岳山頂着が1時になってしまったので北方稜線は諦めて下山することとした。真砂沢の情報では剣沢山荘、剣山荘とも予約でいっぱいということだった。今回はルートが不確定のため宿泊の予約がしてなかったので剣山荘で泊まれなかったら剣沢のキャンプ場でツウェルトを張って寝ることと決めて行ったが運良く剣山荘で宿泊できた。ここ何年も山小屋に泊まったことが無かったので、シャワーが有ったり食事が以前よりよくなっていたり、トイレが清潔だったりと以前のイメージと様変わりしていたのでびっくりでした。
3日目は剣山荘から室堂、扇沢、そこから車で豊科経由中央道、八王子インターから清瀬まで帰ってきました。
Posted by ヤナサン at 11:38│Comments(0)